アファメーションとは、なりたい自分になるために言葉による思い込みづくりをすること。
英語にも『affirmation』という単語があり、日本語訳をすると『断言、確言、肯定、確約』という意味をもちます。
今回紹介するアファメーションは、主に自己啓発の一環として頻繁に使われています。
「やればできる」、「私には決断力がある」、「私は必ず目標を達成できる」といった思い込みで、理想の状態やなりたい自分になるための技法です。
アファメーションの思い込みの力を活用することで、積極的な思考や行動ができるようになるでしょう。また、やる気を高めたい時、リラックスしたい時、ピンチや逆境を打開したい時に役立ちます。
今回の記事では効果のあるアファメーションの作り方、アファメーション例文を紹介します。
もしあなたの考え方や行動を変えたいのであれば、是非ご覧ください。
効果のあるアファメーションの作り方!

アファメーションとは何か、冒頭で簡単に説明しました。
簡潔にいうと、アファメーションとは文章を作ることで、自分の願望を叶えます。では、アファメーションを作り方を紹介します。
一人称ではじまる文章を作る
「私は~です」などの一人称ではじまる文章を作成します。
一人称を入れることで、効果がより強力になります。この時、一人称は何でも問題ありません。自分の親しみやすい一人称を使ってみてください。
私は~です。
僕は~です。
ワイは~だ。
ワシは~じゃ。
吾輩は~である。
ポジティブで肯定的な表現で文章を作る
ポジティブで肯定的な表現を用いて文章を作成します。
ネガティブで否定的な言葉を使うことは避けます。しかし肯定的に見える文章であっても否定的な言葉が含まれるような文章は避けましょう。
例えば、「私は嫌いじゃない!」という文章は肯定的に見えますが、「嫌い」という否定的な言葉が含まれます。「嫌いじゃない」という表現ではなく、直接的な肯定的な表現である「好き」という言葉に置き換えましょう。
私は好きです。
私は幸せだ。
私は楽しいことがたくさんある。
過去形または現在進行形で文章を作る
「~~したい、~~できたらなぁ」ではなく、自分の願望をすでに叶った状態の文章にしてみましょう。叶った状態の文章にすることで、想像を掻き立てます。
×私は年収10億円になりたい。
○私の年収は10億円です。
ですが、叶っていないことを過去形にしてみると違和感があるかもしれません。
そんな時は、現在進行形にしてみましょう。
私の年収は10億円になりつつある。
私は今、年収10億円を稼いでいる最中だ。
個人的なゴールを設定する文章を作る
叶えたい願望は個人的にしましょう。他者との比較は不要です。
他者を比較するものではなく個人的なゴールを設定しましょう。
×私は戸田エリカよりも可愛い。
○私は可愛い。
×私はご近所さんよりもお金持ちだ。
○私はお金持ちだ。
感情や振る舞いを表現する言葉を入れて文章を作る
願いが叶った時にどのような感情や振る舞いになるのかを文章に入れましょう。
感情や振る舞いを入れることで、より詳しく想像できます。
私は年収10億円になり、自信を持ち、とても堂々としている。幸せだ。
私はアンパンマンになり、正義の味方として活躍し、大満足だ。
アファメーションの例文を紹介!

アファメーションの作り方を紹介しました。アファメーションの例文を挙げてみますので、実際に作ってみましょう。
以下、アファメーションの例です。
・私は誠実な人間だ。そんな自分に誇りを持って楽しい日々を送っている。
・僕は毎日勉強を頑張っている。日々成長している僕は素敵だ。
・ワイはかっこいい。ワイのエネルギーは常に満ちあふれている。
・ワシはお金持ちだ。充実した日々にとても満足しており、これからも楽しい日々しかない。
・ウチは勝つことしか考えられない。勝ちの未来しか見当たらない。
・僕はのんびりとした生活をしながら、毎月100万円の収入がある。
・私は人々に影響を与える仕事をしている。ブログを通して、共感してもらえる人がたくさんいる。
アファメーションの作り方をマスターしよう!

アファメーションの作り方と例を挙げてみました。実際に作ることはできましたか?
ちなみにアファメーションは一度作って終わりではありません。
日々、修正することで、より感情を高ぶらせることができます。もしあなたがより良い言葉を見つけたのであれば、修正してみましょう。
より詳細に文章を作ることで感情の変化も大きいでしょう。
私は可愛いです。
→私はとても美しい。この美貌に自分でも感動する。
最後に、アファメーションで大切なことをお伝えします。
それは、アファメーションの内容を他者に話してはいけないということ。他者に言うことで、叶えたい夢や願望を邪魔されてしまう恐れがあります。
「現実を見ろ」だとか「それは無理じゃない?」と言われることもあるでしょう。このような人たちを『ドリームキラー』と呼びます。
アファメーションは自分の中にしっかりとしまっておいてください。他者とは比べる必要がないのですから。