生き物は死期を悟ることができると言われています。
猫は死ぬ間際になると、飼い主から離れて、誰の目も触れられない所で死を迎えると言われています。
象は死期が近づくのが分かると、群れから離れて、象の墓場と呼ばれる場所に向かい、そこで生涯を終えます。
人も死期が近づくと、独特の行動をしたり、様々な特徴が現れると言われています。
今回は死期が近い人の特徴と行動について紹介します。
死期が近い人の行動と特徴

部屋をキレイに掃除する
死期が近い人は、部屋の掃除をし始めます。
それも、急に掃除をし始め、奇妙なぐらいキレイにすると言われています。
これは、身辺整理を無意識の内に行っているとも言われ、この世を去る前兆とされています。
台所やトイレで物音がする
自分の死期を音や現象で伝えてくる場合があります。
ラップ音と言われる霊現象がこれに当てはまります。
そして、男性の霊はトイレから、女性の霊は台所から入ってくると言われています。
そのため、トイレで物音がしたり、トイレの水が勝手に流れる場合は、男性の知人が亡くなるときに、台所で物音がしたり、水道の水が勝手に流れる場合は女性の知人が亡くなる時に起きる現象と報告されています。
手鏡をする
手鏡とは、手のひらや手の甲を、まるで鏡のようにのぞき込みじっと眺めることです。
この行動をする人は死期が近いと言われています。
これは、手のひらや手の甲に、その人にしか見えないものが映し出され、それがあの世にいる自分の姿という話もあります。
食欲がなくなる
人が食べるのは、肉体を維持するためです。
死ぬということは肉体を脱ぎ捨てるということですから、死期が近い人は、栄養を取る必要がないと考えはじめ、全然食べなくなると言われています。
黒い影や塊を見るようになる
これは病院や老人ホームでよく聞く話で、死期が近い人は直前に黒い影や塊を見ていると言っています。
この黒い影は、人の形をしているそうで、黒い服を着た人や先に他界した旦那や妻に見えるという報告があります。
顔が二重に見えたり、ぼやけて見えたりする
山小屋の管理人や避難救助の仕事を数十年やっていた人の話で、山岳事故で亡くなる人は、会った時に顔が二重に見えるそうです。
そういう人は、山を登ることをやめた方がいいと忠告するのですが、なぜか絶対に山を登ってしまい、結局亡くなってしまうそうです。
死臭がする
死が近い人は死臭がすると言われています。
それは、錆びた鉄とニンニクを混ぜたようなにおいであったり、霊感の強い人だと線香のようなにおいがするようです。
死とは、いずれ訪れるもの

今回は、死期が近い人の特徴と行動について紹介しました。
周りの人で、このような特徴や行動が当てはまる場合は要注意です。
人が死を意識する時は、心に悩みを抱えている場合があります。
思い悩むことで、どうしても気持ちが沈んでしまい、生きる気力が失われます。
もし、そのような人がいれば、話だけでも聞いてあげてください。
人と話をして気持ちを共有するだけでも、相手の気持ちが軽くなると思います。
人の死を無理に避けることはできないですが、死期が近い人が生きていてよかったと思って、最後を迎えられることを願っています。