薬師寺は、奈良県にある寺院です。
680年天武天皇が皇后の病気が治って欲しいという願いで作ることを決め、697年持統天皇の時代に完成しました。
それゆえ、現在でも病気平癒のご利益があるとされています。
病気を治したい方、体や心の健康を願う方は是非、薬師寺に訪れてみましょう。
薬師寺とは?古都奈良の文化財!世界遺産!

薬師寺は、日本の中でも歴史ある寺院の1つで「古都奈良の文化財」として世界遺産に登録されています。
9件の国宝と26件の重要文化財が祀られ、厚く信仰されているのです。
薬師寺内には、金堂・東塔・大講堂・西塔・食堂・東院堂・玄奘三蔵院伽藍・休ケ岡八幡宮があり、とても広く見応えのある寺院といえます。
薬師寺へのアクセス方法
〒630-8563
奈良県奈良市西ノ京町457
薬師寺は、奈良公園や東大寺などの主要観光スポットからは離れた西部エリアに位置しています。
電車を利用する場合
最寄り駅は近鉄橿原線の西ノ京駅。
西ノ京駅から徒歩約6分ほどで薬師寺に到着です。
車を利用する場合
有料駐車場有。
境内の一角に駐車場もあり、車でのアクセスも容易です。
駐車場の利用時間は08:00~17:00まで。
利用料金は時間制限なしで1回500円の前払い制となっています。
薬師寺の4つの見どころを紹介!

薬師寺は奈良の修学旅行の定番地のひとつで、たくさんの観光客で賑わいます。
そんな薬師寺の見どころを4つ紹介します。
今回紹介する薬師寺の見どころ4つは以下の通りです。
・東塔
・西塔
・金堂の薬師三尊像
・東院堂の聖観世音菩薩像
奈良時代の建造物!東塔!

東塔は寺内で唯一、作られた時から残っている建物です。
730年に作られたと仮定して、約1300年経過しているということになります。
そんな歴史ある東塔は国宝として指定されています。
上記の画像左側、黒い建物が東塔です。
東塔の外見は屋根が6つある三重塔。
塔の先端部には青銅製の水煙があり、その水煙は奈良時代の高い工芸技術が使われて作られています。
写真映え間違いなし!色がきれい!西塔!

西塔は、朱色がきれいな3重塔。
1528年に戦災で焼失しましたが、1981年に再建されました。
西塔の外観は朱色で鮮やかな印象。
東塔の黒色で落ち着いた印象とは違った雰囲気が楽しめます。
非常に写真映えする建造物といえるでしょう。
飛鳥白鳳期の最高傑作のひとつ!金堂の薬師三尊像!

金堂には、国宝の薬師三尊像があります。
薬師三尊像は、日本独自の仏像形式を確立した飛鳥白鳳期の最高傑作のひとつと言われています。
もともとは金色に輝く金銅仏だったのですが、火によって金色が失われ、現在のような漆黒に輝くブロンズ像となったそうです。

表現が魅力!東院堂の聖観世音菩薩像!

東塔の東側にある東院堂。
堂内に聖観世音菩薩像があります。
ちなみに、この聖観世音菩薩像は白鳳(飛鳥時代)に作られ、国宝に指定されています。
聖観世音菩薩像の魅力はズバリ表現。
インドの文化の影響を受けて作られており、衣のひだや浮き上がった足の表現が素晴らしいと賞賛されています。

薬師寺は見どころたくさん!病気平癒の御利益を!

以上、薬師寺の紹介でした。
もちろん、今回紹介した見どころ以外にも見応えがたくさんあるはず。
是非あなたのお気に入りのスポットを見つけに行ってみてください!